壱洲弁のお勉強…
このWeb Site(Takefuji.net)の管理人は福岡県福岡市に在住していますが、出身は長崎県壱岐郡(現・壱岐市)です。話し言葉の経歴は高校卒業までは壱岐にいたので壱洲弁(壱岐の方言)、大学4年間は福岡にいたので博多弁、大学卒業後は4年ほど大阪にいたので大阪弁、そしてふたたび福岡に戻ってきて現在は博多弁に落ち着いています。
2008年8月、古書店にてある本を購入しました。昭和10年と18年に出版された『壹岐島昔話集(壱岐島昔話集)』という書籍です。写真の左が昭和10年版、右が昭和18年版です。
読み進んでいくうちに内容はもちろんのこと記述されている方言の面白さに気付きました。そういえば爺ちゃんや婆ちゃんがこんな言葉を使っていたなあと思い出しながら…。
ネットで検索してみると、いろいろな方言を集めたページは存在しますが、残念ながら壱岐の方言を集めたページは存在しませんでした。存在しないのなら自分で作ってしまおうと、こんなコンテンツをはじめてみた次第です。
北部九州に住んでいるか壱岐に縁でもなければ、壱岐がどこにあるかわからないと思うので、地図を載せておきます。
壱岐は玄界灘で九州本土と対馬の中間に位置しており、南北17km、東西14kmの島で長崎県に所属しています。位置的には佐賀県が最も近く、文化や経済は福岡県の影響が強いのが特徴で、長崎の友人からも「壱岐って福岡県のほうがいいんじゃない?」といわれるほどです。
その昔は大陸とを結ぶ要所であり、『魏志倭人伝』に「一支國」と記されています。また、鎌倉時代には二度にわたって元寇の戦場にもなったところです。
テレビの天気予報で使われる地図は簡略化されており、壱岐と対馬が隣同士で描かれています。そのせいかよく「壱岐から対馬まで泳いでどれくらい?」と聞かれます。玄界灘を50kmも泳いで北上したら無事ではすまないと思います。
このコンテンツに掲載している方言や言葉は、『壹岐島昔話集』に記載されていたり、壱岐にいた頃に聞き覚えのあるものを掲載しています。しかし、一地方の方言だと思っていても、その言葉がいろいろな地域で使われているのはよくあることです。壱岐以外で使われている方言も含まれていることをご了承下さい。
将来は壱岐に帰る予定でいるので、それまでにいろいろな方言を集めて掲載したいと思っています。もし、このページをご覧になっている方で、掲載されていない壱岐の方言などをご存知でしたらメールで構いませんので教えていただければ幸いです。