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壱洲弁のお勉強…

あ行

あいなか
「中間」のこと。
あかはら
【名詞】「イモリ」のこと。※全国的にそう言うみたい。
あげる
【動詞】「おう吐する」の意味。
あまんしゃぐめ
【名詞】「あまのじゃく」のこと。『壹岐島昔話集』より。
「あまのじゃく」は『古事記』や『日本書紀』に出てくる天探女(あまのさぐめ)が訛ったものだと言われている。「あまんしゃぐめ」は、よりオリジナルに近い呼び方を残している。
あらかぶ
【名詞】魚のカサゴのこと。

いっきょい
【副詞】「とても」「とっても」の意味。
いっちょん
【副詞】後に打ち消しの語を伴って「少しも」とか「まったく」の意味。
【用例】いっちょん分からん⇒まったく分からん。
いら
【名詞】アンドンクラゲのこと。
いるわん
「いやだ」「断る」の意味。特に命令口調で指示されたことへの反発の意味を含んだ断り方によく使われる。
いん
【名詞】「犬」のこと。
【用例】いんのおる。⇒犬がいる。
いんげ
【感動詞】「いいえ」の意味。『壹岐島昔話集』によく出てくるが使った記憶がない。「いんにゃ」のほうがよく使われるのでは?
いんにゃ
【感動詞】「いいえ」の意味。否定の意味の「否(いな)」が変化したものと思われる。

うぐめ
【名詞】妊婦が死んでなった海の化け物。『壹岐島昔話集』の「幽靈の子育て(幽霊の子育て)」や「燒き餅買ひに出て來る女(焼き餅買いに出てくる女)」の結末には、妊婦が死んだときは胎児を取り出して葬れと書かれている。
うち
【代名詞】「自分」のこと。壱岐以外でも関西より西では女性が自分のことを『うち』と表現することが多いといわれている。しかし、テレビアニメ『うる星やつら』のラムや『おジャ魔女どれみ』のあいこが自分のことを『うち』と称している影響でいろいろなところで使われているらしい。
うてあう
【動詞】「相手にする」「構う」「関係する」の意味。

ええらしか
【形容詞】「かわいい」の意味。
えらかす
【動詞】「騙す」「嘘をつく」の意味。

おし
【名詞】「お前」の意味で、あまりよい使われ方はしない。差別的な用い方をされる「唖(おし)」に由来すると思われる。
おしおい
【名詞】毎朝汲んだ海水を家屋の内外に撒き神前に供える壱岐の風習のこと。現在は行われていない。九州各地の海岸部には「お潮井とり」という風習が残っており、有名な博多祇園山笠では箱崎浜の砂をすくって供える。
おてこむ
【動詞】穴や溝などに「落ち込む」の意味。
【用例】側溝におてこんだ⇒側溝に落ち込んだ。
おとよー
【名詞】「お化け」の幼児語。『壹岐島昔話集』より。
おらぶ
【動詞】「叫ぶ」の意味。万葉集の菟原娘子伝説に「後れたる菟原壮士い天仰ぎ叫びおらび地を踏み」があることから、古典的な言い回しが残ったものと思われる。
おろよい
【形容詞】品質や状態などがよくないこと。「愚良し(おろよし)」が語源。
おんちょー
【名詞】親戚ではない「おじさん」の意味。『壹岐島昔話集』より。